小屋場 只只 〜眺望など〜

 2014-06-24
プロ・ビーラーです.

さて今回で”小屋場 只只”編ラストです.
まず”お部屋”と”お食事”をご紹介いたしましたが,こちらの他のお楽しみは何てったって眺望などの付加価値!
このエントリではそちらをじっくりとご紹介いたします.

只只2

↑の写真はお庭から見た母屋の全景.
天気も良かったですが,いかに開放的な造りかがわかるでしょ?!
新緑のこの季節,流れる風と鳥の鳴き声が気持ち良い空間です.
まずは母屋の裏手に行ってみましょう.
こちらはベッドルーム裏の扉から行けるので,ホントならお部屋編でご紹介しても良かったのですが,母屋よりも山側には露天風呂があります.
露天風呂 露天風呂2
まだお湯をはる前なので蓋が閉まっておりますが(笑
スタッフにお伝えすれば,ちゃんとお湯をはってくれますのでご心配なく.
ちなみにこの露天風呂,岩を切り出して作りだしたモノ.
もともと大津島は御影石の産地だそう.
島には今でもその名残が残ってます.
露天風呂1
↑コレは露天風呂側から母屋を眺めた写真.
さすがに海はハッキリ見えませんが,暗くなってからの雰囲気も良ろし.

さらに露天風呂の脇には小さな茶室があります.
茶室
こちらは露天風呂の脱衣所も兼ねてますが,こちらに宿泊することも可能.
茶室のトイレ
↑別棟とは言え,ちゃんとキレイなトイレも完備してあるのは嬉しい限りです.

さらに表側のお庭に戻ってみましょう.
庭
こちらのお庭,以前は雑草で覆われていたそうですが,徐々に作り上げていったそうです.
石組み
やはり御影石の名産地でもあるので,お庭にも↑のような石組みがあったりして.
こちらの石組み,真ん中はちょっと燃えた後があるので,BBQなんかもできるのかな?

さらにこの横にはぽつんとこんな小屋があります.
ギャラリー ギャラリー看板
こちらはこの宿のギャラリー.一坪のスペースなので”ひとつぼ”と名付けられております.
もちろんギャラリー内部にも入ることはできますよ.
ギャラリー1 ギャラリー2
ギャラリー内には宿にも置いてあるようなアンティークの三輪車や食器類が並んでます,
ポスター
↑このポスターもどこかに飾ってあったのでしょうか?

さらにお庭で目を引くのはこのスペース.
舞台 舞台2
こちらはちょっとした舞台になってます.
以前はこちらでLiveのイヴェントなどを行っていたこともあるそうです.
この景色とアコースティックのLiveなんて素晴らしいだろうなー♪

そしてココからは眺望編.
何しろこの夕陽は必見です!!!
夕陽
この日は5月中旬だったのですが,秋には海のど真ん中に沈む夕陽が見られるそう.
しかもこの瀬戸内海の海は比較的凪のことが多いそうで,夕陽が海に映る光景が幻想的.
いずれは秋に再訪して見てみたいな−.

そして朝の爽やかなテラスも良いですよー♪
朝のテラス 朝の眺め 朝の眺め2
テラスはちょうど西向きなんですが,周りに遮るモノがないので朝日も気持ち良く降り注ぎます.
回天基地
↑そして視線を右に振るとあの回天の基地が.
ちなみに回天記念館は別の場所にありますが,チェックアウト後に宿のスタッフにお願いすると送迎も可能です.

その送迎に使われるクルマはコレっ!
モーク
お部屋編でもちょっと出しましたが,なんと宿のクルマはミニ・モーク
しかもこのクルマをレンタカーとして貸し出してくれるんです!
モーク2 モーク3
とは言え,見ての通りドアはないしインテリアも無骨.
もちろんマニュアルだしエアコンなんてありません.
でもこの味わい深さは今のクルマにはないモノ,クルマ好きならたまりません!
モークと海
そのモークをお借りしてチェックアウト後に島の散策へ.
でも小さい島なので,1時間もあれば廻れちゃうし,途中ですれ違うクルマは2台だけというユルさ(笑
私も久しぶりのマニュアルとゴーカートのような乗り心地を楽しめました.
余談ですが,このクルマもオーナーの私物だったそう.
自宅には古いベンツもあるようですが,やはり気に入ったモノを長く使うということを実践されているようで.
うん,そのコンセプトは好きだし憧れますね.

今回チェックインの際,たまたま宿のオーナーの水本雄二氏とお会いしてお話を聞くことができました.
こちらの宿,もともとはオーナーが大病を患った時,仕事一辺倒だった日常をリセットすべく自分用の住居として考えていたそう.
ホントなら今ではアートの島として有名になった直島に居を構えるつもりだったそうですが,ある方からこの島を勧められたと.
でも探しあてたこの地域が調整地区だったらしく,新たな住居の許可が下りなかったそうですが,たまたま見かけた海に沈む夕陽が忘れられずに宿として新たに作られました.
なので1日1組,ロビーもなく夜になるとお客さんだけになるという不思議な空間が生まれたんですね.
今では予約の取りにくいことで有名になったこの絶景宿,最初の半年はまったく予約がなかったとのこと.
それまでは旅館経営もしたことがなく,しかも宣伝らしい宣伝もしていなかったそうなので,さすがにその後10年も続くとは思っていなかったそうです.
人間魚雷・回天,特攻隊の基地,そしてその殉職地という負の歴史が残るこの島.
そして住民の65歳以上が大半を占め,少子高齢化の進んだ限界集落に佇むこの宿.
そんな中で今後もツリーハウスを使ったカフェや茶屋などを計画しているそうです.
オーナーの水本氏も今後も回天の語り部として,さらに宿だけじゃなく観光地としてのコンセプトを体現しつつ,この島の発展に重要な役割を果たしていくことでしょう.
何もせず,”只只”いろんな思いを馳せるには最適な素晴らしい宿.
ぜひ季節を変えて再訪してみたいですね☆

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